この記事でわかること
最初に全体像を確認してから読み進めましょう。
テレビの60Hz・120Hz・144Hzの違い
Hz・fps・倍速処理の違い
PS5・Switch 2で120Hzを使う条件
用途に合うリフレッシュレートの選び方
目次
気になる項目から読むこともできます
テレビを選んでいると、「60Hz」「120Hz」「倍速」「144Hz」といった表記を目にすることがあります。 数字が大きい120Hzや144Hzのほうが高性能に見えますが、すべての人に120Hz以上のテレビが必要なわけではありません。 地デジやYouTube、動画配信サービスを見るのが中心なら、60Hzでも十分なケースがあります。一方、スポーツ観戦や120fps対応ゲームを重視するなら、120Hzを選ぶ価値が高くなります。 この記事では、テレビの60Hzと120Hzの違いを中心に、倍速・144Hz・fps・VRRとの違いまで解説します。 「結局、自分には何Hzのテレビが必要なのか」を判断していきましょう。
テレビの60Hzと120Hzの違い|まず結論
60Hzと120Hzの基本的な違いは、テレビが1秒間に画面を更新する回数です。60Hzは1秒間に60回、120Hzは120回。120Hzは60Hzより短い間隔で画面を更新できます。
60回 / 秒
120回 / 秒
120Hzは、60Hzより短い間隔で次の画面へ更新できます。画質全体が2倍になるという意味ではありません。
60Hzと120Hzの違いを比較表で確認
※実際の見え方は、元映像のフレームレート、テレビのパネルや映像処理などによって変わります。
60Hzで十分な人・120Hzを選びたい人
- 地デジ・YouTube・動画配信が中心
- ゲームをほとんどしない
- サイズやほかの画質性能を優先したい
- スポーツをよく見る
- PS5・Switch 2で120fpsゲームを遊ぶ
- 動きの表示を重視する
テレビのHz(リフレッシュレート)とは?
Hz(ヘルツ)は、テレビが1秒間に何回画面を更新するかを表す単位です。パラパラ漫画のように、より細かい間隔で異なるフレームを表示できれば、動きを滑らかに表現できます。ただし、120Hz対応テレビですべての映像が120fpsになるわけではありません。
Hzとfpsの違い|120Hzテレビでも映像が120fpsになるわけではない
Hz
1秒間に画面を更新できる回数
fps
1秒間に持つ・出力するフレーム数
ゲームが60fpsで動作している場合、120Hzテレビにつないでもゲームそのものが自動的に120fpsにはなりません。反対に120fps対応ゲームでも、テレビが60Hzまでなら120fpsをそのまま表示できません。
「倍速」と120Hzは同じ?
テレビの倍速処理
120fpsゲーム入力
「倍速対応」と書かれているだけで4K/120Hz入力にも対応しているとは判断できません。テレビの商品ページではHDMI入力仕様まで確認しましょう。
60Hzと120Hz、どっちを選ぶ?用途別に判断
地デジ・YouTube・動画配信中心なら60Hzでも十分
120Hzだから元映像の解像度やHDR、色表現まで自動的に良くなるわけではありません。予算が限られるなら、画面サイズやコントラスト、HDR性能、バックライト方式とのバランスも比較しましょう。
映画は120Hz必須ではない
映画では24fps(24p)の作品が多く、120Hzは24の整数倍なので等間隔で表示しやすい特徴があります。一方、映画本来の24pらしい動きを好む人もいます。黒の表現、コントラスト、HDR、暗部階調、映像処理、画面サイズも含めて判断しましょう。
映画向けテレビの選び方を見る→スポーツなら120Hzや倍速処理を検討する価値がある
スポーツは画面内の動きが速いため、120Hzパネルや倍速処理を検討する価値があります。ただし放送自体が120fpsになるわけではなく、実際の見え方には映像処理やパネル特性も関係します。
スポーツ向けテレビの選び方を見る→PS5・Switch 2で120fpsゲームをするなら120Hz
PS5はHDMI 2.1と4K/120Hz映像出力に対応しています。Switch 2のTVモードは、4Kで最大60fps、1080p・1440pで最大120fpsに対応し、TVモードでも最大120HzのVRRに対応しています。ただし、テレビだけでなくゲーム側も対応が必要です。
PS5に必要なテレビスペックを見る→Switch 2に必要なテレビスペックを見る→PCゲームでは120Hz以上を活かせる場合がある
PCの性能やゲーム設定によって120fpsを超える出力ができる場合があります。144Hzを利用できる解像度、入力端子、VRRなどの条件まで確認しましょう。
120Hzテレビのメリット・デメリット
メリット
120fps対応ゲームを表示でき、スポーツでは倍速処理と組み合わせて動きの見やすさを改善するモデルがあります。
デメリット
地デジ・動画配信中心なら性能を活かせないことがあり、120Hzを条件にすると価格帯や候補が変わる場合があります。
120Hzと144Hzの違い|144Hzまで必要?
120Hzは1秒間に120回、144Hzは144回更新します。60Hzから120Hzは2倍ですが、120Hzから144Hzは1.2倍です。144Hzという数字だけでテレビ全体の性能を判断しないでください。
PS5やSwitch 2が中心なら、まず120Hz入力へ確実に対応しているかを確認します。144Hzを活かしやすいのは、120fpsを超える映像を出力できるゲーミングPCです。
ゲームで120Hzを使うならテレビ以外の条件にも注意
ゲーム機とソフトも120fpsに対応している必要がある
120fpsを利用するには、ゲーム・ゲーム機の出力・テレビがそれぞれ必要な条件を満たす必要があります。
4K/120HzではHDMI端子とケーブルも確認する
テレビの4K/120Hz対応、対応HDMI端子、PS5付属ケーブルまたはUltra High Speed HDMIケーブル、テレビ側の設定を確認します。端子ごとに対応機能が異なるテレビもあります。
4K/120HzとHDMI 2.1の関係を見る→VRRと120Hzは別の機能
120Hzは画面をどこまで高い頻度で更新できるか、VRRはゲーム側のフレームレート変動に画面側を合わせる仕組みです。ゲーム重視なら両方の対応状況を確認しましょう。
「120Hzだから良いテレビ」とは限らない
120Hzだから画質そのものが良くなるわけではない
画質にはコントラスト、黒の表現、明るさ、HDR、色再現、映像処理、バックライト制御、パネル方式なども関係します。
液晶テレビの仕組みを見る→55型120Hzと65型60Hzならどちらを選ぶ?
120fpsゲーム・スポーツ重視
映画・動画・大画面重視
どちらが上ではありません。スペックが高いほうではなく、自分が実際に使う性能に予算を使う。これがCompassのテレビ選びの基本です。
テレビサイズと視聴距離の目安を見る→まとめ|60Hz・120Hz・144Hzは用途に合わせて選ぼう
60Hzテレビを選ぶことは、必ずしも妥協ではありません。120Hzや144Hzは、活かせる使い方と環境があってこそ意味があります。「何を見るのか、そのために必要な性能は何か」の順番で選びましょう。
テレビの60Hz・120Hzについてよくある質問
倍速、ゲーム、画質との関係を整理します。
地デジやYouTube、動画配信サービスを見ることが中心なら、60Hzでも十分なケースがあります。スポーツをよく見る人や、PS5・Switch 2などで120fps対応ゲームを遊びたい人は、120Hz対応テレビを優先して検討するとよいでしょう。Hzだけで決めず、画面サイズや画質、価格とのバランスも確認してください。
120Hzだからという理由だけで、テレビの画質全体が良くなるわけではありません。リフレッシュレートは主に動きの表示に関係する性能です。コントラスト、明るさ、HDR、色再現、映像処理、パネル方式なども画質に関係するため、テレビ全体の性能をHzだけで判断しないようにしましょう。
同じ意味ではありません。倍速処理には、元の映像から中間フレームを生成して動きを滑らかに見せる方式があります。一方、120fps対応ゲームでは、ゲーム機から出力された120fpsの映像を120Hz対応テレビで表示します。「倍速対応」と「4K/120Hz入力対応」は分けて確認してください。
必須ではありません。PS5は120Hz出力に対応していますが、120Hzを利用するにはゲームとテレビの両方が対応している必要があります。60fps中心で遊ぶなら60Hzテレビも選択肢になります。120fps対応ゲームを重視するなら120Hz対応テレビを選ぶ意味が大きくなります。
必須ではありません。Switch 2はTVモードで4K時最大60fps、1080p/1440p時最大120fpsに対応しています。120fps対応ゲームをテレビで120fps表示したい場合は120Hz対応テレビが必要ですが、4K/60fpsなどを中心に遊ぶなら120Hzを必須条件にする必要はありません。
144Hzを必須条件にする必要はありません。PS5の高リフレッシュレート出力は120Hzに対応し、Switch 2も最大120fpsです。家庭用ゲーム機が中心なら、144Hzという数字より、4K/120Hz入力やVRRなど自分が使う機能に対応しているかを確認しましょう。
なりません。Hzはテレビ側の画面更新頻度、fpsは映像やゲーム側のフレーム数です。120Hzテレビにつないでも、元のゲームや映像が自動的に120fpsになるわけではありません。
