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テレビの基礎知識

テレビの60Hzと120Hzの違いは?倍速・144Hzとの違いも解説

60Hz・120Hz・倍速・144Hz・fps・VRRの違いを整理し、地デジ、映画、スポーツ、PS5、Switch 2など用途別の選び方を解説します。

📅2026年9月28日
⏱約16分
🧭Compass編集部
テレビの60Hzと120Hzの違いは?倍速・144Hzとの違いも解説

この記事でわかること

最初に全体像を確認してから読み進めましょう。

01

テレビの60Hz・120Hz・144Hzの違い

02

Hz・fps・倍速処理の違い

03

PS5・Switch 2で120Hzを使う条件

04

用途に合うリフレッシュレートの選び方

テレビを選んでいると、「60Hz」「120Hz」「倍速」「144Hz」といった表記を目にすることがあります。 数字が大きい120Hzや144Hzのほうが高性能に見えますが、すべての人に120Hz以上のテレビが必要なわけではありません。 地デジやYouTube、動画配信サービスを見るのが中心なら、60Hzでも十分なケースがあります。一方、スポーツ観戦や120fps対応ゲームを重視するなら、120Hzを選ぶ価値が高くなります。 この記事では、テレビの60Hzと120Hzの違いを中心に、倍速・144Hz・fps・VRRとの違いまで解説します。 「結局、自分には何Hzのテレビが必要なのか」を判断していきましょう。

テレビの60Hzと120Hzの違い|まず結論

60Hzと120Hzの基本的な違いは、テレビが1秒間に画面を更新する回数です。60Hzは1秒間に60回、120Hzは120回。120Hzは60Hzより短い間隔で画面を更新できます。

120Hz=60Hzより画質が2倍きれい、ではありません。リフレッシュレートは主に動きの表示に関係します。
同じ1秒でも、画面を更新する間隔が違う
60Hz

60回 / 秒

120Hz

120回 / 秒

120Hzは、60Hzより短い間隔で次の画面へ更新できます。画質全体が2倍になるという意味ではありません。

60Hzと120Hzの違いを比較表で確認

比較項目60Hz120Hz
画面更新回数60回/秒120回/秒
地デジ・動画配信視聴可能倍速処理搭載モデルも
映画視聴可能24pとの相性や補間も確認
スポーツ○検討価値が高い
60fpsゲーム対応可能対応可能
120fpsゲームそのまま表示不可対応可能
向いている用途一般視聴スポーツ・高fpsゲーム

※実際の見え方は、元映像のフレームレート、テレビのパネルや映像処理などによって変わります。

60Hzで十分な人・120Hzを選びたい人

60Hzで十分な可能性が高い人
  • 地デジ・YouTube・動画配信が中心
  • ゲームをほとんどしない
  • サイズやほかの画質性能を優先したい
120Hzを検討したい人
  • スポーツをよく見る
  • PS5・Switch 2で120fpsゲームを遊ぶ
  • 動きの表示を重視する

テレビのHz(リフレッシュレート)とは?

Hz(ヘルツ)は、テレビが1秒間に何回画面を更新するかを表す単位です。パラパラ漫画のように、より細かい間隔で異なるフレームを表示できれば、動きを滑らかに表現できます。ただし、120Hz対応テレビですべての映像が120fpsになるわけではありません。

Hzとfpsの違い|120Hzテレビでも映像が120fpsになるわけではない

テレビ側

Hz

1秒間に画面を更新できる回数

映像・ゲーム側

fps

1秒間に持つ・出力するフレーム数

ゲームが60fpsで動作している場合、120Hzテレビにつないでもゲームそのものが自動的に120fpsにはなりません。反対に120fps対応ゲームでも、テレビが60Hzまでなら120fpsをそのまま表示できません。

「倍速」と120Hzは同じ?

同じ120Hz表示でも、映像の作り方が違う

テレビの倍速処理

60fpsなどの映像
↓
テレビが中間フレームを生成
↓
120Hzで表示

120fpsゲーム入力

120fps対応ゲーム
↓
ゲーム機が120fpsで出力
↓
120Hzテレビで表示

「倍速対応」と書かれているだけで4K/120Hz入力にも対応しているとは判断できません。テレビの商品ページではHDMI入力仕様まで確認しましょう。

60Hzと120Hz、どっちを選ぶ?用途別に判断

地デジ・YouTube・動画配信中心なら60Hzでも十分

120Hzだから元映像の解像度やHDR、色表現まで自動的に良くなるわけではありません。予算が限られるなら、画面サイズやコントラスト、HDR性能、バックライト方式とのバランスも比較しましょう。

映画は120Hz必須ではない

映画では24fps(24p)の作品が多く、120Hzは24の整数倍なので等間隔で表示しやすい特徴があります。一方、映画本来の24pらしい動きを好む人もいます。黒の表現、コントラスト、HDR、暗部階調、映像処理、画面サイズも含めて判断しましょう。

映画向けテレビの選び方を見る→

スポーツなら120Hzや倍速処理を検討する価値がある

スポーツは画面内の動きが速いため、120Hzパネルや倍速処理を検討する価値があります。ただし放送自体が120fpsになるわけではなく、実際の見え方には映像処理やパネル特性も関係します。

スポーツ向けテレビの選び方を見る→

PS5・Switch 2で120fpsゲームをするなら120Hz

PS5はHDMI 2.1と4K/120Hz映像出力に対応しています。Switch 2のTVモードは、4Kで最大60fps、1080p・1440pで最大120fpsに対応し、TVモードでも最大120HzのVRRに対応しています。ただし、テレビだけでなくゲーム側も対応が必要です。

PS5に必要なテレビスペックを見る→Switch 2に必要なテレビスペックを見る→

PCゲームでは120Hz以上を活かせる場合がある

PCの性能やゲーム設定によって120fpsを超える出力ができる場合があります。144Hzを利用できる解像度、入力端子、VRRなどの条件まで確認しましょう。

120Hzテレビのメリット・デメリット

メリット

120fps対応ゲームを表示でき、スポーツでは倍速処理と組み合わせて動きの見やすさを改善するモデルがあります。

デメリット

地デジ・動画配信中心なら性能を活かせないことがあり、120Hzを条件にすると価格帯や候補が変わる場合があります。

120Hzと144Hzの違い|144Hzまで必要?

120Hzは1秒間に120回、144Hzは144回更新します。60Hzから120Hzは2倍ですが、120Hzから144Hzは1.2倍です。144Hzという数字だけでテレビ全体の性能を判断しないでください。

比較120Hz144Hz
最大画面更新120回/秒144回/秒
PS5120Hzまで活用必須ではない
Switch 2最大120fps必須ではない
PCゲーム○高fps環境なら活用可能

PS5やSwitch 2が中心なら、まず120Hz入力へ確実に対応しているかを確認します。144Hzを活かしやすいのは、120fpsを超える映像を出力できるゲーミングPCです。

ゲームで120Hzを使うならテレビ以外の条件にも注意

120Hz表示は、すべての条件がつながって成立
120fps対応ゲーム
→
ゲーム機の出力
→
対応HDMIケーブル
→
対応HDMI端子
→
120Hzテレビ

ゲーム機とソフトも120fpsに対応している必要がある

120fpsを利用するには、ゲーム・ゲーム機の出力・テレビがそれぞれ必要な条件を満たす必要があります。

4K/120HzではHDMI端子とケーブルも確認する

テレビの4K/120Hz対応、対応HDMI端子、PS5付属ケーブルまたはUltra High Speed HDMIケーブル、テレビ側の設定を確認します。端子ごとに対応機能が異なるテレビもあります。

4K/120HzとHDMI 2.1の関係を見る→

VRRと120Hzは別の機能

120Hzは画面をどこまで高い頻度で更新できるか、VRRはゲーム側のフレームレート変動に画面側を合わせる仕組みです。ゲーム重視なら両方の対応状況を確認しましょう。

「120Hzだから良いテレビ」とは限らない

120Hzだから画質そのものが良くなるわけではない

画質にはコントラスト、黒の表現、明るさ、HDR、色再現、映像処理、バックライト制御、パネル方式なども関係します。

液晶テレビの仕組みを見る→

55型120Hzと65型60Hzならどちらを選ぶ?

55型・120Hz

120fpsゲーム・スポーツ重視

65型・60Hz

映画・動画・大画面重視

どちらが上ではありません。スペックが高いほうではなく、自分が実際に使う性能に予算を使う。これがCompassのテレビ選びの基本です。

テレビサイズと視聴距離の目安を見る→

まとめ|60Hz・120Hz・144Hzは用途に合わせて選ぼう

地デジ中心60Hzでも検討可能
YouTube・動画配信中心60Hzでも検討可能
映画中心Hzだけで決めない
スポーツ中心120Hz・倍速処理を検討
PS5の120fpsゲーム120Hz対応を選ぶ
Switch 2の120fpsゲーム120Hz対応を選ぶ
高フレームレートPCゲーム120Hz・144Hzを検討

60Hzテレビを選ぶことは、必ずしも妥協ではありません。120Hzや144Hzは、活かせる使い方と環境があってこそ意味があります。「何を見るのか、そのために必要な性能は何か」の順番で選びましょう。

テレビの60Hz・120Hzについてよくある質問

倍速、ゲーム、画質との関係を整理します。

地デジやYouTube、動画配信サービスを見ることが中心なら、60Hzでも十分なケースがあります。スポーツをよく見る人や、PS5・Switch 2などで120fps対応ゲームを遊びたい人は、120Hz対応テレビを優先して検討するとよいでしょう。Hzだけで決めず、画面サイズや画質、価格とのバランスも確認してください。

120Hzだからという理由だけで、テレビの画質全体が良くなるわけではありません。リフレッシュレートは主に動きの表示に関係する性能です。コントラスト、明るさ、HDR、色再現、映像処理、パネル方式なども画質に関係するため、テレビ全体の性能をHzだけで判断しないようにしましょう。

同じ意味ではありません。倍速処理には、元の映像から中間フレームを生成して動きを滑らかに見せる方式があります。一方、120fps対応ゲームでは、ゲーム機から出力された120fpsの映像を120Hz対応テレビで表示します。「倍速対応」と「4K/120Hz入力対応」は分けて確認してください。

必須ではありません。PS5は120Hz出力に対応していますが、120Hzを利用するにはゲームとテレビの両方が対応している必要があります。60fps中心で遊ぶなら60Hzテレビも選択肢になります。120fps対応ゲームを重視するなら120Hz対応テレビを選ぶ意味が大きくなります。

必須ではありません。Switch 2はTVモードで4K時最大60fps、1080p/1440p時最大120fpsに対応しています。120fps対応ゲームをテレビで120fps表示したい場合は120Hz対応テレビが必要ですが、4K/60fpsなどを中心に遊ぶなら120Hzを必須条件にする必要はありません。

144Hzを必須条件にする必要はありません。PS5の高リフレッシュレート出力は120Hzに対応し、Switch 2も最大120fpsです。家庭用ゲーム機が中心なら、144Hzという数字より、4K/120Hz入力やVRRなど自分が使う機能に対応しているかを確認しましょう。

なりません。Hzはテレビ側の画面更新頻度、fpsは映像やゲーム側のフレーム数です。120Hzテレビにつないでも、元のゲームや映像が自動的に120fpsになるわけではありません。